
事業内容/スポンサー・放映権販売を中心とする、各種マーケティング業務
スポーツ大会に関する運営及びプロモーション
従業員数/9名(2023年3月時点)
https://tleague.jp/tmarketing_organization.php
(Tリーグオフィシャルサイト内)
※会場写真はすべて ©T.LEAGUE

課題
世界水準のプレーが楽しめる新たな卓球リーグとして誕生。しかし、運営費の増大などで初年度、2年目と赤字を計上。普及浸透と同時に経費削減が迫られる。
導入目的
リーグを圧迫する運営費、とりわけ会場設営関連のコストをすこしでも解消するために、低コスト化が実現できる事業者としてダスキンレントオールに発注。
導入後の結果
Tリーグの運営方針を反映させながら、部材選定の見直しや施工の簡素化、施工時間短縮などに取り組み、安全性を確保しつつ大幅なコスト削減に成功。
2018年、「世界最高峰の卓球リーグ」として産声を上げたTリーグ。これまでの卓球のイメージを大きく変える、ショーアップされた会場づくりに代表されるイメージ戦略と、世界のトップレベルで活躍する選手の参戦によって大きな注目を集める存在に。一方、華やかさの裏側では初年度からの赤字計上といった懸案もあり、運営方法の見直しやブラッシュアップがリアルタイムで進められています。Tリーグの運営に携わりながら、運営事業費のコスト見直しなどに取り組む、株式会社Tマーケティングの照井雄太様に、タッグを組んで業務に当たっているダスキン レントオールとの関わりなどについてお話を伺いました。
発足5シーズン目(2022-2023シーズン)でのリーグは、9月から2月までがレギュラーシーズン、男女で102試合を開催します。3月のプレーオフでは、男子だとファイナル、女子はセミファイナルとファイナルの計3試合をやるので、合計105試合。そのうち、「セントラル開催」といってリーグ主催の試合、たとえば開幕戦やファイナル、あるいは地元にチームがない地域で普及やPRを兼ねて開催する試合が全部で18試合あり、残りの87試合は参加チームが主催し、会場の設営から準備・運営を担う形で開催しています。
リーグ発足当初は、それまでの卓球のイメージを変えたいという意向が強かったものですから、コートの周囲をLEDで囲んで、大型モニターでさまざまなコンテンツを放映したり、暗転したコートを照明で浮かび上がらせたり。エンタメ性を重視するというコンセプトは現在も変わってはいませんが、この間コロナ禍の直撃を受けたり、赤字の解消を見据えてコスト削減を進めたりといった流れの中で、ここ2~3年は会場設営の考え方も変化してきています。




ダスキン レントオール事業部 営業推進室
大塚 卓雄
コスト削減には、これまでの方法に代わる「より良い仕組み」づくり、という基本的な考えに立って、部材の選定や組み方の簡略化、設営時間の短縮も含めて広い視野で見ることが大切だと思います。設営には6時間程度かかりますが、照明さんが入ったり特殊な設営が必要な場合は延びることもありますし、逆に圧縮してやらないといけない場面もありますが、そこはさまざまな工夫でカバーしています。
当社にはTリーグさん担当が私ともう1人いますが、シーズン中の週末3日間はその2人がつねに会場に入って、あとは現地のスタッフを段取りして作業にあたっています。レントオールは全国に拠点があるので、スタッフの確保は比較的しやすく、臨機応変に動けることも、私たちの強みでしょうね。

試合前日の会場設営のようす


リーグも5年目、レントオールさんにお世話になって3年目ですので、習熟度もグングン上がっていますし、設営精度自体も良くなってきていると実感しています。大塚さんに相談すると、「う~ん」と言った後、「できますよ」と言ってくれる。じゃあ一緒に考えましょうか、という感じで。リーグの運営も細かなところは年々変わってきているんですが、基本的にはすべて受け入れてくれるところが、私たちにとってはやりやすい部分ですね。
Tリーグは組織としては一般社団法人ですので、収益事業活動を担う当社(Tマーケティング)と一体となって運営していますが、当社自体は全員で9名という小さな組織ですので、それで100試合以上を賄うのに必要なマンパワーは正直なところ足りません。
現在は最大1日3会場での開催が可能ですが、試合会場はレンタルで、新規参入のチームなどは設営から試合運営に至るまで、ノウハウがほとんどないケースもあります。レントオールさんには、主催チームとの折衝から始まって、会場設営、運営という枠を超えた部分まですべてお世話になっている状態です。単にイベント運営を委託しているというより、私たちの一体となって動いていただいているという方が正確かもしれません。
創設3年目にコロナ禍に遭遇して、卓球界も国際大会がすべてキャンセルされた時期がありました。そんな中、Tリーグは全試合無観客でも実施するということを決めたんです。その結果、選手たちは実戦の場が持てたことで、貴重な試合経験を積むことができました。近年、日本の卓球選手が東京2020をはじめ国際大会で大きな成果を上げているというニュースは皆さんもご存じかと思うんですが、リーグという真剣勝負の場を用意して、トップクラスの選手たちが切磋琢磨できる環境を作ったことで、Tリーグも選手強化の一翼を担うことができたんじゃないかなと思います。
またトップ選手たちにとっては、これまで主戦場は海外で、国内のお客様に間近でプレーする自分の姿を見てもらえる機会は限られていたわけですが、このリーグができてからは全国各地でプレーを見てもらえることでモチベーションを感じているようです。
その背景には、試合運営で大きな役割を担ってくださったレントオールさんの力が欠かせなかったことは言うまでもなく、こうして二人三脚でリーグをつくり上げていけることに感謝しています。
試合会場というのはリーグを支える土台です。確実性はもちろん大切ですが、新たな仕組みづくりや斬新な演出という視点も欠かすことはできません。そういった意味でこれまで培ってきた作業や運営に対する信頼性をベースに、さまざまなアイデアをいただきながら、これからもともに発展していければ、と考えています。
私自身は卓球経験がなく、正直この仕事に参加するまでどんな形で進めればいいのかというイメージはなかったのですが、実際入ってみれば、単なる設営・運営作業としてだけではなく、「卓球というスポーツ」の魅力というものに目覚めてきたような気もしています。まだまだ若いリーグですし、実際現場では想定していない出来事に出逢うこともありますが、こうしてクライアントさんと一緒に「場」を創造する喜びを感じることは、仕事を通じての醍醐味だと思います。さまざまなご注文をいただきますので、私どもとしては結構頭を悩ませる場面も少なくはありませんが、リーグのため、卓球界の発展のために、という意識も強くなってきましたので、そこは何とかお応えできるよう頭をひねり続けています。(ダスキンレントオール/大塚 卓雄)

ダスキンでは社会貢献やスポーツ振興への取り組みの一環として、さまざまな団体やイベントへの協賛を進めています。こうした取り組みを通じて、他の業種や団体の皆様と縁を深める中で、新たなビジネス領域でのお役立ちの可能性が広がるケースもあり、今回のTマーケティング様とレントオールとの関係性などは、その好例であると実感しています。
コロナ禍ということで、無観客での運営のタイミングから入らせていただきましたが、徐々に観客も戻りはじめ、今後は求められる役割も変化してくるかと思います。レントオールでは有観客イベントでの衛生環境をさまざまなサービスでサポートする「ダスキンイベント衛生サービス」を提供しておりますので、今後はイベント運営での安心の担保といった面でもTリーグさんを支えていくことができれば、と考えています。
(ダスキン法人営業本部/西田 琢己)
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